ブログやアフィリエイトサイトを運営する場合、「運営者情報(Aboutページ)」を設けることで、読者が「どんな人がどんな目的で情報発信をしているのか」を把握しやすくなります。具体的には、以下のような内容をまとめるのがおすすめです。

1. 運営者(執筆者)のプロフィール
運営者名 / 執筆者名 ペンネームやハンドルネームでもOKですが、あまりに匿名度が高いと信用度が下がる場合があります。
略歴 / 実績 関連する分野の経歴(例:投資経験年数、Web業界歴など)
資格や実績があれば簡単に記載
写真 / イラスト(任意) 運営者の雰囲気が伝わる画像があると、読者に親近感を持ってもらいやすくなります。

2. ブログ運営の目的・コンセプト
サイトのテーマ / 目的 例:ビットコインに関する情報発信、初心者向け解説、最新ニュース紹介、投資ノウハウ共有など
どんな人に向けた情報なのか 例:投資初心者、最新動向を追いたい方、リスク管理を学びたい方…など
コンテンツの方向性や運営方針 例:信頼性の高い情報を丁寧に解説する、エビデンスを示す、なるべく中立的な視点を意識する 等

3. 免責事項(ディスクレーマー)
掲載情報の正確性について 記事の内容を確認しているが、必ずしも最新・正確である保証はできない旨を明記
投資やその他行動による損益は自己責任であること 金融や投資系情報を扱う場合、責任の所在を明確にする
リンク先や外部サービス利用によるトラブルについて 外部リンク先や紹介サービスに関しては一切責任を負わない旨

4. 連絡先 / お問い合わせ方法
連絡フォームやメールアドレスへのリンク 読者や企業がお問い合わせや取材依頼をする際にわかりやすい導線を用意
SNSアカウント(任意) TwitterやX(旧Twitter)、Instagramなどのアカウントを公開しておけば、読者が質問や感想を送りやすくなります。

5. 使用しているアフィリエイトや広告について(必要に応じて)
アフィリエイトプログラムへの参加表記 例:「当サイトでは各種アフィリエイトプログラムに参加しています」など
広告の表示方針 Google AdSense などを利用している場合は、プライバシーポリシーと併せて「広告配信の仕組み」を簡単に記載するとよいでしょう。

6. プライバシーポリシー(別途ページでもOK)
個人情報の取り扱い
Cookie利用の有無(Google Analytics、広告配信など)
ユーザーが個人情報に関してどんな権利を持っているか …など
プライバシーポリシーは単独でページを設けることも多いですが、運営者情報ページ内にまとめてもかまいません。

7. 「特商法に基づく表記」との違いに注意
特商法表記 主に商品やサービスの販売を行う(物販や有料セミナー、コンテンツ販売など)場合に義務付けられているもの。
会社名や販売業者名、所在地、電話番号、販売価格、支払い方法、返品・キャンセル規約などを明記。
運営者情報(Aboutページ) サイトのコンセプトや運営者プロフィール、連絡先、免責事項など。
特商法表記と重複する情報もありますが、読者向けの「運営者・執筆者の顔が見えるページ」という位置付けです。


ブログ運営者情報のページでは、**読者目線に立って「このサイト、どんな人が書いてるの?」「どんな情報を提供しているの?」「問い合わせ先は?」**といった疑問を解決する情報を書いておくと親切で信頼度が上がります。特商法表記が必須かどうかはサイトの形態によりますが、信頼感を高めるためにも運営者情報ページは設置するのがおすすめです。